森と湖、ときどき街
- oppoorganico
- Sep 14, 2016
- 3 min read

カナダのオンタリオ州トロントに移民として入国して7年。
先日発表されたiPhoneも7。
根幹的な改革を余儀なくされたマルチメディア的ビッグバン(iPhoneの発表とジョブスのFlash技術の全否定)から、来年で早10年。。。
カナダは来年、建国150周年を迎えるらしいよ。。。
ということで、来年にかけてマルチメディア制作の映像や写真等サンプルの閲覧サーバーの要望があり、その流れでWebも同時に立ち上げるに至りました。
それに加えて、
最近、僕の本業をネイチャーガイドと勘違いされてる人が増えてきたので、、f(^_^;)
所信表明のような心持ちでWebを構成してみました。。。
今後とも、よろしくお願いします。
m(_ _)m
ここ5年ほど、先のマルチメディア的ビックバンが起こってからずっと考え巡らせていたことを続けていて、
それは、
制作やデザイン等の受注案件だけではなく、オリジナルコンテンツの発信や商品の展開。
培ってきた写真撮影やデザイン、マルチメディア制作技術を活かして、自分が属する事柄や事象を発信、販売し、それらを軸に、縁をツナゲル。
オンタリオのネイチャーフィールドで写真を撮りながら、或いはカヌーや釣り、紅葉の森の中を歩きながらつながったそのご縁は、遠心力となって加速して、
日本の3倍ほども広いオンタリオ州の遠く北の地の人たちまで快く
出会った人たちと話し、その場の空気感や情景、その中に含まれたような感覚を温もりと共に、なんとかデジタルに変換する手法はないものかと四苦八苦。
デジタルとリアルメディアの境が限りなく近づいて、iPhoneやウェアラブルな機器を身につけてto Go となった先の世界がこれからのリアルワールド。
もう、ある一定の技術やシステムに比重を置いての依存をすることなく、その時々で必要なプラットフォームを、柔軟に選んでいく。。。
大好きだったiPhone5のあまりのスピード低下にあきらめて、
防水仕様ということだけで、iPhone7を注文したけれど、
ジョブスの居なくなったアップルは、マイナーチェンジをメジャーチェンジと言い出してきたりと、ボケ老人のようなあまりに末期的症状。。。
かつて魅了された未来感や抗えないほど猛烈な物欲はまったく現れず、
夢の機械たちは信頼の置けるツールとして落ち着いて、今はカーゴパンツのサイドポケットに鎮座して、、、
必要な時には取り出して、気の利いたアプリをピピッと起動したら、必要な情報をサクッと教えてくれるけど、
かつてのような何かしら手にとって眺めていたいような好奇心的ワクワクはもう無い。
その分、突発的な散財が減ったのは嬉しかったり寂しかったりで、、、
その宙ぶらりんとなった好奇心は、
様々な需要に合わせて開発された気の利いたアプリたちと共に、リアルメディアの好奇心へとツナガル、ある種の原点回帰。
情報端末の先に広がる手触りのある風景が見えてくる。
ポケモンGOのモンスターたちが象徴してるように、これからはデジタル化された生き物たちが外に飛び出してくるよなパラレルワールドであるからして。
ダイバーシティーが声高に唱えられてるこの世の中で、デジタルな生き物たちまで氾濫してきたら、、、
もう多様性を通りこして混沌とした多次元るつぼ。
森羅万象あらゆるものに神宿り、お米一粒の中に7人の神様。
八百万の神さんが心の中に宿る僕らのもつ感覚こそが、多次元世界を照らす羅針盤。
アナログとデジタル、そしてリアルメディア。
サバイバル・カナダの備忘録。
森と湖、ときどき街
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